雨上がり、虹のあしもと

花形部署から全くの畑違いの部署に飛ばされたサラリーマンです。望まない人事異動や左遷について書いています。不遇なとき、窓際族で閑職のとき、干されているときの心構えを語ります。

アトピーを直す方法<植物油の危険性>

とり過ぎた植物油がアトピーとしてふきだす

永田良隆先生の「油を断てばアトピーはここまで治る」を読みました。

リノール酸を多く含む植物油は、体内でアラキドン酸に変化し、それがアレルゲンに対して過敏に反応するようになってしまうとのこと。

私も肌にトラブルがありますので、いろいろと調べてみました。

 

植物油って何?

農林水産省HPによると、

油糧種子(大豆、なたね、ごま、綿実、あまに等)から抽出したもの
農産物の副産物(米ぬか、とうもろこし胚芽)から抽出したもの
海外から輸入した油(パーム油、オリーブ油、ひまわり油、ひまし油等)

 

なたね油、大豆油、とうもろこし油(コーン油)、こめ油、ごま油、オリーブ油、綿実油(めんじつゆ)が主に該当するようです。

 

リノール酸は、植物油にどのくらい含まれている?

大豆油、綿実油、コーン油、ぶどう油は、50%以上がリノール酸でできていますね。

米油、ごま油も多いです。

べに花油、ひまわり油、オリーブオイルは少ないですね。

しかし、本書のなかで永田先生は、アトピーの人は、全ての植物油をいったん止めるよう勧めています。リノール酸のとりすぎは、体をアレルギー体質にするためです。(シソ油、エゴマ油、オリーブオイルを除く)

 

現代人は、植物油を日常的に摂取している

洋食は、植物油が欠かせなく、摂取する機会が多くなるためです。

ハンバーガー、カレー、揚げ物(とんかつ、フライドポテトなど)、カップラーメン、菓子パン、マーガリン、マヨネーズ、ドレッシングと、一般的な洋食すべてに植物油が使われています。

間食でも多い

栄養成分表示をみると、スナック菓子やチョコレートに「植物油脂」とあります。

コンビニのスイーツには「乳等を主要原料とする食品」という表記も見られますが、これも植物油脂でできているようです。

特に意識をしない場合、日常生活においては常に摂取していそうですね。確かにこれでは、だれでも過剰摂取になり得ると思いました。

 

アレルギー反応を止め、アトピーを改善する食べ物がある

植物油をとらないようにすることが第一で、さらにアレルギー反応を止める食べ物があるようです。

  • 和食を取り入れる(植物油をとらないようにする)

   「煮る」「蒸す」という調理法をする和食にすると、植物油を大幅にカットすることができます。

  • アレルギー反応をしずめる「αリノレン酸」を積極的にとる


シソ油、エゴマ油は、植物油ですが、αリノレン酸が多く含まれており、アレルギー反応をしずめる働きをします

   魚やサバ缶などには、EPADHAが豊富に含まれていて、これらもαリノレン酸と同じ働き(アレルギー反応をしずめる)をします。

 

エゴマ油はサラダにかけてドレッシングにできますし、サバ缶は料理しなくても食べられますので、手軽にやっていけそうだと思いました!

 

アトピー体質が変化していく

これにより、炎症の元を体内に入れないようにし、さらに炎症をしずめることができるため、少しずつ体質が変化していくそうです。

 

なおる途中には「リバウンド(噴き出し)」がおきる

永田先生は、かゆみ・炎症が減っていく過程で、突然、悪化する現象を「リバウンド(噴き出し)」としています。

いままで体に溜まっていた毒素が一度に噴き出す現象で、約1週間ほど続くことが多いそうです。

 

「油を断てばアトピーはここまで治る」を読んで、とても勉強になりました。自分の体質を変えるためにも、試してみようと思います。